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アトピー治療に関して2018年6月

当院でのアトピー治療も試行錯誤を重ね、以前よりもある程度確実に効果が出せるようになってきたようです。
以前、当院であまり効果が見られなかった患者さんでも、
久しぶりに来院され、以前よりも効果を実感していただけるということが多くなってきました。

これに満足することなく、更なる向上を目指して精進していきたいと思います。

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アトピーと自慰行為

患者さんに
「オナニーしすぎてませんか?」
なんてなかなか聞けないのが実情ですが(本当は聞くべきなのかもしれませんが・・・)、
自慰行為はアトピーを悪化させる要因の1つのようです。

中医学的には性行為は「腎」と非常に密接に関連していて、
また中医学でいうところの「腎」は現在でいう「副腎」の機能も含んでいます。

パートナーとのSEXであれば、養生学でいうところの気の交わりといった要素もあるので、
一概に悪化するとは限らず、場合によっては症状が改善することもあるようですが、
自慰行為であった場合は、エネルギーを放出するだけになってしまいますので、
体への悪影響も大きいのかもしれません。

アトピーは副腎との関連性が高いから、
中医学的な「腎」とも関連が深いというのは、
すこし短絡的な考え方かもしれませんが、

ネット上で「アトピー オナニー」で検索すると、
「オナニーで悪化した」とか「オナニーを減らしたらアトピーも軽減した」といった記事が
たくさん出てきます。

一概にはなんともいえないことですが、
もしご自分で「オナニーすると悪化するかも?」と
心当たりのある方は、
できるだけ控えたほうがよいかと思います。








脱ステロイドに関して

当院にみえられる患者さんは「もうステロイド薬をつかいたくない」、

という思いでいらっしゃる方が少なくありません。

確かに長期間のステロイド薬使用に関しては皮膚科の先生の中にも、

疑問を抱いていらっしゃる方もいるのは確かです。

当院に通い始めると同時にステロイド薬を中止したり、

あるいは脱ステロイド後、間もなく、

当院に通われる患者さんも少なくありません。

「脱ステロイド」は当院にいらっしゃるアトピー性皮膚炎の患者さんの

ほとんどが目標としていることであるのは確かなのですが、

当院としては、よほどの覚悟がない限りは、急に薬をやめることは、

正直なところ、あまりお勧めできません。

長期間にわたりステロイド薬を使用していた方が、急に薬をやめると、

大抵の場合はいわゆる「リバウンド」症状が現れ、

それを乗り越えるのはかなり大変なことです。

もちろん患者さんご自身の決心を

当院で変えてもらうようなことはいたしませんし、

非常に強い精神力で、

お仕事を続けながらも、

リバウンドを乗り越えた患者さんもいらっしゃることは確かです。

そのような患者さんには本当に心から敬服しています。

ですが、患者さんの多くは、

アトピーという病気を抱えているだけですでに大変な状態であり、

そこまで「がんばれる」方は実際には多くはありません。

これは単純に精神力が人よりも弱いということではなく、

体が弱っているときは、普通、人はそんなに強くなれないのです。

よく精神的に弱いからそうなったんだ

などと理解のないことを言う人もいますが、

そうではないのです。

アトピー性皮膚炎が現れるような体の状態であるために、

意思を強くもとうとしても、なかなかむずかしいのです。

中医学では心と体の問題は、別々のものではありません。

心に問題があるということは、必ず体に問題があると考えます。

反対に体に問題があれば、

心にも何らかの影響が出て当然であると考えます。

アトピー性皮膚炎という状態であれば、

意思が弱くなったり、根気がなかったり、

イライラしやすかったり、くよくよと考えてしまうことが多かったり、

ひとつのことがなかなか頭からはなれたかったり

といったことが起こってもおかしくはなく、

むしろ、自然な体の反応とさえ言えるのです。

ですから、薬をやめるかやめないかということを、

一概に自分の精神力とはかりにかけて、

無理して「がんばる」ことはお勧めできないのです。

一番問題となるのは、続ければよくなるはずのう鍼治療も、

リバウンドが現れる時期と重なってしまうと、

患者さんご自信はなかなか効果を実感することができず、

中には鍼のせいでリバウンドが起こったのではと考え、

治療をやめられてしまう方もいらっしゃるということです。

こうしたことが起こる可能性は、

当院での治療を始める前にある程度

説明はさせていただくのですが、

いざ症状が悪化すると、

それを客観的に捉える難しいのも確かです。

リバウンド症状が現れるのが薬をやめてすぐとは限らないことも、

鍼治療がリバウンドを引き起こしたと思われる

理由のひとつかもしれません。

1ヶ月ほどたってから現れる場合もあり、

ちょうどその時期に鍼治療を始められた場合、

「薬をやめても今までなんともなかったのに、

やはり鍼のせいだ」と考えるほうが自然なのかもしれません。

深刻なリバウンド症状をできるだけ早く改善できればよいのですが、

何十年も使っていた強い薬の反動は、

なかなか手ごわいものです。

症状が峠を越えるまでにはやはりある程度の時間が

必要であるというのが現状です。

当院に通っていらっしゃる患者さんの多くは、

治療を続けるうちに、

薬を使用する頻度が減ってきた

最近あまり薬を使わなくなってきた

もうほとんど薬を使っていない

という経過をたどっていらっしゃいます。

鍼治療を初めてしばらくの間は、

急に薬をやめるのではなく、様子を見ながら、徐々に減らしていき、

ある程度安定してから離脱したほうがよいのではないかというのが、

現在の当院の考えです。

アトピーと発汗

このブログの前回の記事に記載した日系メディカルの記事に関連して検索してみたら、
以下のような記事が見つかりました。

アトピー性皮膚炎の患者さんには是非参考にしていただきたい内容です。
大阪大学の研究成果に関する記事
http://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/ResearchRelease/2013/07/20130731_1


アトピー患者に「汗かくな」はもう古い

日経メディカルに非常に興味深い記事がありましたので紹介させていただきます。

アトピー患者に「汗かくな」はもう古い
アトピーの一部は「発汗」と「汗洗い流し」で著明に改善


発汗に伴うかゆみと発汗自体がもたらす「効果」は別々に考えるべきということで、
発汗による皮膚への効果が述べられております。

当院でアトピー性皮膚炎の患者さんをみさせていただいていると
アトピー性皮膚炎の患者さんは体の芯は冷えやすいが、
体表でほてっているという特徴をもつ方が非常に多いことを実感しております。

中医学の見地からすると、体表にこもった熱はできるだけ発汗を通して発散させたいのですが、
大抵の方は、「汗をかくと痒くなるから」ということで、発汗しないように「こころがけて」いらっしゃいます。
また、よくよく聞いてみると、もともと人より汗を「かけない」方が多いのも事実です。

発汗自体に皮膚への修復効果があるというのが、前述の記事の内容ですが、
中医学的には、熱がこもれば発汗し、体が冷えれば発汗を抑えるという
人体が本来もっている自己コントロールの能力を
回復させることがもっとも重要であると考えます。

そのためには、普段から体を動かして代謝能力を高めることも重要ですし、
食生活やストレス発散も重要になってきます。

いずれにしろ、この記事のような内容は、
科学の進歩に伴い西洋医学と中医学の溝が少しづつ埋まっていくことを予見させ、
個人的には非常に嬉しく思います。
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