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患者さんとの対話

プライマリケア医のための心房細動入門
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/series/odakura/

専門は異なりますが、患者さんとの対話という意味で非常に参考になる記事でした。
鍼灸治療において患者さんに何かを選択してもらうという場面は非常に少ないかと思うのですが、
鍼灸上で、必要性を感じてもらい、治療に対しての積極性を持ってもらうという意味では、
患者さんとのより質の高い対話が必要だとは常々感じていることです。

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食事の仕方?

同一カロリーならば、1日2食の方が6食より体重、空腹時血糖、血中C-ペプチドが減少?
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/ada2012/201206/525468.html


栄養学や食事療法に関しては、「正しい」とされることが、ものすごい速さで変わっていますね。

人間は自然の猛威に対しては無力に等しいですが、
人間の体自体も自然界の産物であり、自然界の一部です。
一筋縄ではいきませんね。

歯肉炎とリウマチ

歯肉炎による歯の損失が多いほど、関節腫脹のリスクが大
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/eular2012/201206/525367.html


以前言われていたのは、RA(関節リウマチ)の患者では歯周病罹患率が高いというものでしたが、
これはその逆ですね。

いずれにしろ両疾患にはなんらかの因果関係があるようで。

これは鍼灸治療を行ううえでも非常に興味深い内容です。

歯及び歯茎は鍼灸でいう経絡の観点からいうと、
胃或いは大腸に属するかと思うのですが、

確かに膝にRAによる発赤腫脹疼痛がある場合に、
胃経のツボ、しかも膝とは直接的に関連のなさそうな部位にあるツボををとった場合でも、
症状が軽減することがあります。

また胃経は多気多血の経。
発赤腫脹といった症状は現れやすいともいえます。

西洋医学の科学的な根拠が、中医学にとっても大きな治療上のヒントになるいい例かもしれません。
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